会社設立時の資本金を現物で出資する場合の方法を解説

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現物出資とは?

 資本金は、通常、現金で出資を行いますが、現金以外の「現物」によっても出資することが認められています。これを文字通り「現物出資」と言いますが、以前は、規制があってなかなか利用されませんでした。

しかし、現在では、500万円以下の現物出資であれば、ほとんど規制無く利用できるため、近年、その利用が広がっています(もちろん登記申請の際の書類は、現物出資なしの場合に比べて増えます)。

500万円を超える現物出資を行う場合は、従来どおり弁護士や会計士の価格証明が必要になるなど、かなり煩雑な手続が必要となるため、現物出資を行うのであれば、500万円以下にすることをおすすめします。

 

現物出資を使えば、例えば現金が600万円しかなくても、400万円分の現物出資があれば、資本金1000万円の会社を設立することが可能となります。

 

現物出資するものとして代表的なものは。「自動車」「パソコン、プリンタ」「工作機械」「工具」「机・椅子」などでしょうか。これら以外にも債権や営業権なども可能です。

 

では、例えば、自動車を現物出資する場合に、その自動車の価格はいくらにすれば良いのでしょうか?

例えば200万円で買った車だとすると、この新車購入時の価格ではなく、現在の相場価格を定款に記載することになります。よって、中古車屋で同等車の価格を調べたり、実際に査定をしてもらって、現在の価値を調べたりして、価格を決定しましょう。100万円の価値しかない車を200万円として現物出資すると、あとで問題になりますので、やめておきましょう。

 

自動車を現物出資する場合の注意点として、ローンが残っている車は出資できないことを覚えておきましょう。ローン中の車は、ローン会社に所有権があり、購入者には所有権がありませんので、所有権が無い以上出資することはできません。

 

 

 

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